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ブラウザでP2P通信できる「Opera Unite」、ファイル共有やチャット利用も

 Opera Softwareは、P2P通信技術を使い、ファイル共有やチャットなどさまざまなサービスを他人と共有できるソフト「Opera Unite」を公開した。Webブラウザ「Opera 10」上で動作する。

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 Opera Softwareは6月16日、P2P通信技術を使い、ファイルを共有したりチャットルームを開設したりできるソフト「Opera Unite」α版を公開した。Webブラウザ「Opera 10」上で動作し、起動するとWebサーバとして各種のWebブラウザからそのPCに直接アクセスできるようになる。

 Windows版、Mac版、Linux/Unix版を用意しており、Opera Labsからダウンロードできる。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

Opera SoftwareによるOpera Uniteの解説動画

 Opera Uniteを起動したPCはWebサーバとして動作するようになり、P2P通信でさまざまなサービスを他人と共有できる。Opera Uniteにあらかじめイントールされているアプリケーションは、(1)ファイルを共有できる「File Sharing」、(2)冷蔵庫にメモ用紙を貼るようにしてコメントを共有できる「Fridge」、(3)音楽ライブラリをストリーミング再生する「Media Player」、(4)画像を共有する「Photo Sharing」、(5)チャットを開設して知人を招待できる「The Lounge」、(6)Webサイトを作成できる「Web Server」の6つ。

ファイル共有サービス「File Sharing」の利用例

オンラインメモ「Fridge」の利用例

 これらのアプリケーションは、WebサーバとなるPCに割り当てられたURLとパスワードを教えることで、複数人と共有できる。Opera Softwareは「将来的には携帯電話などPC以外のデバイスからの利用にも対応する予定」としている。

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