Googleマップで超デカくて超細かい地図を印刷する:3分LifeHacking
Googleマップを普通に印刷すると、エリアが小さく切り取られてしまったり、詳細なスポット情報を表示できなかったりしてストレスが溜まることがある。これらを解消し、超デカくて超細かい地図の印刷を可能にしてくれるソフトを紹介しよう。
Googleマップで目当てのスポットを見つけ、いざ印刷しようとすると、マップ全体の上下左右が切り取られてしまい、目当てのスポットが探しにくくなったことはないだろうか。仕方ないので地図をやや縮小して再印刷しようとすると、こんどは広域表示になった関係で、詳細なスポット情報が非表示になってしまった、ということもよく起こる。
これはGoogleマップに限ったことではないが、一般的に地図ソフトは詳細表示だと細かい施設も表示するが、広域表示に切り替えると細かい施設は表示しなくなり、目立つランドマークだけを表示するようになる。なるべく詳細表示を保ったまま印刷したいところだが、そこまで細かく調整する機能はないのが普通だ。
今回紹介する「Map Grabber」は、詳細表示の状態でスクロールしながらキャプチャした地図を何枚も連結させて1枚モノのJPG画像(またはPNGかTIFF)を生成し、それを印刷する時点で縮小することにより、細かい施設まで表示された広域の地図を得ようというコンセプトのソフトだ。これを使えば、細かい施設の情報まで含んだGoogleマップの画像を、手軽に印刷して持ち運べるようになる。
さて、ソフトの使い方だが、これは正直かなりクセがある。おおよその手順としては
- タテヨコ何画面分を連結させるかを指定(Capture Settings)
- スクロールを開始するエリアの左上と右下の座標を指定(Map Settings)
- 印刷
となるのだが、ここで注意したいのは、(2)で指定するエリアが、最終的にアウトプットするエリア全域ではなく、スクロールの起点となる1画面目のエリアであることだ。つまり、仮にタテ4画面×ヨコ4画面の計16画面を撮影する場合、この16画面の左上と右下の座標を指定するのではなく、最初の1画面×1画面の座標を指定するのである。つまり目分量でスクロールの画面数を調整しなくてはならないのである。
そんなわけでインタフェースはお世辞にも分かりやすいとは言えず、最初のうちは失敗続きとならざるを得ないのだが、それでも手作業でスクリーンキャプチャを行って重なる部分を消して貼り合わせるよりは労力は少なくて済むし、標準のまま印刷したGoogleマップとの違いは一目瞭然(りょうぜん)だ。詳しい手順を上記にスクリーンショットとともにまとめておいたので、広域表示でありながら細かい施設情報まで入ったGoogleマップを持ち歩いて活用していただきたい。
ソフト名 | 対応OS | 利用料 | 作者 |
---|---|---|---|
Map Grabber | Windows XPで動作確認(要.NET Framework 2.0) | 無料 | Yuri Panshin氏 |
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地図 | Google | Google Maps | LifeHack(ライフハック) | 便利 | 3分LifeHacking | .NET | Webサービス | Windows
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