Zoho CRMがGoogle Appsと連係、Gmailの組み込みなど可能に
「Zoho CRM」「Zoho Projects」がGoogle Appsとの連係機能を拡張し、GmailやGoogleカレンダーのデータを活用しやすくなった。
ゾーホージャパンは3月10日、オンライン顧客管理サービス「Zoho CRM」とオンラインプロジェクト管理サービス「Zoho Projects」のGoogle Apps連係機能を拡張した。利用料はZoho CRMエンタープライズ版が年間3万7800円から、Zoho Projectsエンタープライズ版が月間1万2600円から。対応WebブラウザはInternet Explorer 6以降とFirefox 2以降で、Zoho ProjectsはGoogle Chrome 4以降、Safari 3以降、Opera9以降でも利用可能。
ZohoはオンラインオフィスやWebメールなど20種類以上をそろえるビジネス向けWebアプリケーション。今回はその中でも特に利用者が多いという「Zoho CRM」「Zoho Projects」に、Google Appsとの連係機能を追加した。
Zoho CRMでは、Google Appsからの連絡先データのインポートや、Gmailへのガジェットの組み込みなどが可能になった。Zoho Projectsは、Google Docsからのファイル添付や、Googleカレンダーへのエクスポート機能を搭載した。
Zoho CRMとZoho Projectsは、Google Appsと連係するサードパーティ製Webアプリを販売する「Google Apps Marketplace」でも提供を開始し、「世界で200万人を超えるGoogle AppsユーザーがZohoサービスをシームレスに利用できるようになった」(ゾーホージャパン)。今後はWeb会議サービス「Zoho Meeting」をはじめとしたそのほかのZohoサービスも、Google Appsへの連係対応を進める予定だという。
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