調査リポート
ビジネスパーソンの半数が「名刺を整理していない」
社会人の象徴とも言える名刺。しかし、ビジネスパーソンの半数以上は、もらった名刺を整理していないようだ。sansan調べ。
初対面に人と会う際には必須で、社会人の象徴とも言える名刺。ビジネスパーソンは、どのように扱っているのだろうか。
sansanの調査によると、20〜40代のビジネスパーソンに「月ごとの名刺受け取り数」を尋ねたところ、「0〜5枚」が80%弱と断トツ。ほとんどの人はそれほど頻繁に名刺交換は行っていないようだ。2位以下は「6〜10枚」が10%強、「11〜20枚」が5%弱、「21〜30枚」が2%強で続いた。
「0〜5枚」の割合を年収別に見ると、年収400万円以下では「0〜5枚」が84.8%、401万〜800万円以下が70%、801万円以上では44.4%と、年収が高い人ほど名刺を多く受け取る傾向にあった。
「名刺整理の頻度」を聞くと、「整理していない」が50.4%と半数を超えた。以下、「1年に1回程度」、「半年に1回程度」、「3カ月に1回以上」、「3年に1回程度」、「5年以上に1回」と続いた。
ただ、こちらも年収によって傾向は異なっており、「整理していない」の割合は年収400万円以下では60%を超えていたが、年収801万円以上では27.8%しかいなかった。年収801万円以上では、半数以上が1年に1回以上整理していた。
インターネットによる調査で、対象は20〜40代の男女ビジネスパーソン565人(男性334人、女性231人)。調査期間は2月22日から24日。
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