テンピュールから“涼しい”マットレスが登場――22万円はお値打ち?:仕事耕具
人間は睡眠中も汗をかくことで体温を調整しているが、寝具内に湿気がこもると寝苦しくなる。寝心地の良さにこだわるテンピュールが、涼しいマットレス&ピローを発売する。
寝不足な頭で仕事をしても、最大限のパフォーマンスは発揮できない。だから、適切な睡眠こそが、すべてのビジネスパーソンの生産性を向上するといってもいいだろう。
良質な眠りを得るためには、寝具にもこだわりたい。テンピュールが4月下旬に発売するマットレスや枕は、睡眠を大切に思う人にとって一考の価値があるかもしれない。
「テンピュール ブリーズ シリーズ(マットレス&ピロー)」は、睡眠中に過剰に発生した湿気が原因となって感じる暑さや不快感を軽減すべく開発された。
ちなみに、人間の体は発汗することで冷却作用が働くが、寝具によって湿気が閉じ込められてしまうと冷却作用が働かなくなり、安眠が阻害されるわけだ。そこで、新製品では、テンピュールの既存製品が持つ寝心地の良さ、サポート力はそのままに、寝床内にたまった湿気を新素材と3Dカバーで拡散する。
価格は、Sサイズ(約97×195センチ)が22万円、SDサイズ(約120×195センチ)が25万円、Dサイズ(約140×195センチ)が29万円、Qサイズ(約160×195センチ)が33万円(いずれも税抜き価格)。
また、同素材を用いた枕「ブリーズピロー」は、頭や首まわりの空気を快適に保つように働く。サイズは約43×53センチで、硬さは「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類から選べる。価格は1万8500円(税抜き)。
この春から社会人としての新生活が始まり、しばらくはクタクタになる人もいるだろう。「春眠暁を覚えず」ということわざを引くまでもないが、寝過ごしがちにはならないように気をつけたい。
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