ソニーは3月1日、FeliCa用ICチップの累計出荷が2億個に達したと発表した。1億個達成まで約10年かかったが、その後1年半でさらに1億個を出荷したことになる。4000万個以上が携帯電話に搭載されるなど、新しい用途が普及を後押ししている。
FeliCaチップはJR東日本のSuicaや電子マネーのEdyといった非接触型ICカードに搭載されている。2004年夏にはおサイフケータイが発売され、現在は対応端末が拡大。乗車券や電子マネーのほか、クレジット機能や社員証、ポイントカードなどに採用されるなど、用途も広がっている。
ソニーは今後、エンターテインメントや飲食、スポーツなどの業界への展開を進めていく考え。
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