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ドコモ、「パケットパック90」を新設〜ビジネス利用の拡大目指す
ドコモは、パケット割引サービスの「パケットパック」に、「パケットパック90」を追加する。ビジネスユーザーの携帯電話利用について、裾野を広げたいとする。
NTTドコモは4月1日から、パケット割引サービスの「パケットパック」に「パケットパック90」を追加する。月額料金は9450円で、1パケットあたりの料金は0.01575円。これまでの「パケットパック10」「パケットパック30」「パケットパック60」と合わせて4プラン展開となる。
パケットパック90の導入により、携帯のビジネス利用を拡大したい考え。「春にはビジネスFOMAを発売する予定もあり(2004年8月の記事参照)、コンシューマー以外の裾野を広げる必要がある」(ドコモ広報)
またドコモは「パケ・ホーダイ」の契約ユーザーがFOMAとPCをつないでパケット通信を行う際のパケット料を統一。4月1日から1パケットあたり0.021円で利用できるようになる。
なお4月1日以降、「パケ・ホーダイ」と「パケットパック」の重複契約を廃止。重複契約中のユーザーについては、3月31日をもってパケットパックが自動解約され、4月1日からパケ・ホーダイのみの契約となる。
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