ACCESSは2月15日、仏カンヌで開催中の「3GSM World Congress 2005」で、同社のiモードGlobal向けソリューション「NetFront i-mode Global Profile」が搭載された端末が、世界的に増加していることを発表した。
「NetFront i-mode Global Profile」は、携帯電話メーカーと携帯通信事業者が、開発コストや開発期間の軽減および短縮を実現しながら、iモード Globalサービスを開始できるように開発された包括ソリューション。現在、オランダ、ドイツ、ベルギー、フランス、スペイン、イタリア、ギリシャ、台湾、オーストラリアの9オペレーター用の端末に採用されており、約400万人以上のユーザーが使用している。
ACCESSはさらに同日、携帯電話向けブラウザ「NetFront」が、Texas Instrumentsの「OMAP2420」に搭載されたことを発表した。
今回OMAP2420に搭載されたNetFrontは、WAP 2.0、WML、HTML 4.01、cHTMLをサポート(1月19日の記事参照)。また、ブラウジング時のサイト表示を高速化するレンダリング技術Rapid-Render、インターネット上のサイトを、モバイル機器の画面サイズの横幅にあわせて再レイアウトするSmart-Fit Renderingなどの機能を装備しており、今後はOMAP上でNetFrontのインターネットブラウジング機能が利用可能となる。
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