富士通は4月20日より、デジタルカメラ向け画像処理システムLSI「MB91386」「MB91387」、および携帯機器向け画像処理システムLSI「MB91388」の出荷を開始する。
MB91386(左)とMB91388(右)
富士通ヴィエルエスアイおよび富士通研究所と共同で開発された製品。新たに音声処理用の専用プロセッサを内蔵することにより、動画撮影時の音声品質が、従来品種と比較して格段に向上した。また、画像のムラやキズを自動的に補正する処理や、動画撮影中の画像を効率よくディスプレイに出力させる処理を可能にし、ディスプレイへの表示遅れを従来の30%程度改善しているという。
MB91388は、MB91386を携帯機器向けに特化させたもので、携帯機器の周辺デバイスとして使用できるインタフェースを備える。各製品のサンプル価格は4000円。
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