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“BREWで海外進出”をKDDIがサポート
KDDIは国内のコンテンツプロバイダの海外進出を支援する。BREWアプリケーションを対象に、営業活動から移植、サポートまでKDDIグループが行う。
KDDIは4月25日、BREWを使った携帯アプリケーションの海外進出を支援すると発表した。「コンテンツ素材の提供を行うだけで、海外通信事業者への営業活動、コンテンツの移植活動、サポートなどをKDDIグループが一括して実施する」(KDDI)
まず米国に向けた進出を支援する。現時点で、米国でBREWサービスを提供しているオペレータ3社──Verizon Wireless、Alltel、US Cellerと交渉に入っているという。今後は、米国以外の地域にも拡大していく。
運営はKDDIの子会社、KDDIアメリカが行い、収益に応じてコンテンツプロバイダに分配金を支払うスキームを採る。
モブキャストの「Photo Aquarium」と「早撃ちガンマン」、インタラクティブブレインズの「ライトストリーム」の3作を、夏から秋にかけて米国で配信できるよう取り組んでいる
KDDIは2003年1月にBREWサービスを提供している海外オペレータと組んで、仕様の共通化やアプリケーションの相互流通を目指した「BREW Operator Working Group」を結成していた(2003年1月29日の記事参照)。
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