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KDDIとディー・エヌ・エー、「モバオク」で資本提携

ディー・エヌ・エーは、携帯向けオークションサイト運営を専門とする子会社「モバオク」を設立、KDDIと資本提携を行う。

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 「ビッダーズ」などのオークションサイトを運営するディー・エヌ・エーは、携帯電話向けオークションサイトを運営する子会社「モバオク」を6月1日に新設。モバオクがKDDIを割当先として第三者割当増資を行い、資本提携を行うことで合意した。「KDDIとは以前より提携していた。提携関係を深めることで、さらに事業を発展できると判断している。ビッダーズで得た運営ノウハウを携帯向けオークションサイトにフィードバックしていることが、KDDIからは評価されている」(ディー・エヌ・エー広報部)

 モバオクは6月21日に第三者割当増資を行い、KDDIはモバオクが発行する新株式300株を、1株あたり100万円、総額3億円で引き受ける。これにより、KDDIはモバオクの株式を30.0%保有することになる。また、KDDIはモバオクに取締役2名、監査役1名を派遣する。

 ディー・エヌ・エーは、携帯カメラを利用して簡単に出品でき、落札も携帯から行えるオークションサイトとして、auユーザー向けの「auオークション」と、NTTドコモ、ボーダフォンユーザー向けの「モバオク」を運営している。出品された商品は、両者で共有されるため、携帯キャリアを問わずに利用できるのが特徴。新設されるモバオクでも携帯向けオークションサイトとして「モバオク」「auオークション」の2ブランドを続行する。

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