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定額制導入で、KDDIのコンテンツARPU4倍に
KDDIのパケット定額ユーザーの約6割は10代、20代。若年層の比率が極めて高く、結果コンテンツの利用が増加している。
KDDIのデジタルコンテンツ売上げが好調だ。業界に先駆けて導入したパケット定額制が功を奏し、ユーザー1人当たりの月間コンテンツ売上げを示すコンテンツARPUが急激に増加している。
「1Xユーザーに対し、WINユーザーのコンテンツARPUは3.5倍。4月、5月には4倍に行くと予想している」
KDDIのコンテンツ推進部長である竹之内剛氏が、4月26日に開催されたBREW JAPAN CNFERENCE 2005でそう話した。1XユーザーのコンテンツAPRUは310円。対してWINの定額ユーザーのコンテンツAPRUは1070円に達している。
牽引役となっているのは、WINユーザーの約6割をしめる10代〜20代だ。
10代、20代が6割──KDDIの定額ユーザー
竹之内氏が明かした資料によると、定額制プラン「ダブル定額」のユーザーは若年層に大きく偏っている。10代、20代で実に全体の58%を占め、この割合は「どんどん増えている」(竹之内氏)状況だ。
WINユーザーは10代と20代の比率が極めて高い。1Xユーザーの場合36%。ドコモの場合、ムーバ・FOMA合計で25.6%、FOMA単体でも44.8%に過ぎない。若年層比率の高さが、コンテンツ利用の多さにつながっている
こうした若年ユーザーの増加により、コンテンツも「着うた」「ゲーム」の利用が急増している。
2004年末には、「着メロを着うた、着ムービーが抜いた」(竹之内氏)。そしてゲームも同時期エンタメ系を抜いている。
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