「Intellisync Mobile Suite」全コンポーネントを実装完了
携帯電話やPDAから社内システムにアクセスするためのプラットフォーム「Intellisync Mobile Suite」。社内データベースへアクセスする機能を備え、4つあるモジュール全ての実装が完了した。
インテリシンクは5月17日、携帯電話やPDAなどから基幹業務システムにアクセスできる、企業向けの統合プラットフォーム「Intellisync Mobile Suite」に、最後となる第4のコンポーネント「DataSync」の実装が完了したことを発表した。
「Intellisync Mobile Suite」は、Emailやグループウェアのモバイル利用を実現する中核コンポーネント「Email Accelerator」、セキュリティコンポーネント「System Management」、モバイル機器に遠隔操作で必要ファイルの一斉配信や、ソフトウェアアップデートを実現するコンポーネント「File Sync」で構成されている(2004年10月28日の記事参照)。
第4のコンポーネントとして提供が開始された「DataSync」は、既存の社内データベースへのアクセスとシンクを実現するもので、コーディング作業を行わずに、複数データベースの統合活用が可能になる。
「DataSync」は同日より出荷が開始され、またこれに伴い、スィート製品としての価格も新たに設定された。なお、「Mobile Suite」のバージョンは6.2Jのままで変更はない。
Handheld版の「DataSync」は1ライセンス1万6800円、Personal Computer版は1ライセンス5万2500円。4コンポーネントのスィートは、Handheld版が1ライセンス3万6200円、Personal Computer版が1ライセンス6万7700円。提供は50ライセンスからとなる。
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