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イー・アクセス、WiMAXでHSPDAを補完する構想
イー・アクセスは、W-CDMAおよびHSDPAをMobile WiMAXで補完する構想を発表した。総務省の研究会への提案で明らかになった。
イー・アクセスは、参入を希望している移動体事業向け技術として、WiMAXの採用を検討していることを明かした。W-CDMAおよびHSDPAを、Mobile WiMAX(IEEE 802.16e)で補完する考えだという。
総務省の主催する「ワイヤレスブロードバンド推進研究会」の提案募集に、同社がMobile WiMAXなどを提案したことで構想が明らかになった。研究会では今後、サービスニーズや技術的要件を満たすシステムの具体的な選定と、そのシステムに対する周波数の割り当てが検討される予定だ。
イー・アクセスでは、固定通信とモバイル通信の融合を図るFMC(Fixed Mobile Convergence)を見据え、W-CDMAとWi-Fiの併用を検討している。この中で「Mobile WiMAXはWi-Fiに比べてモビリティに優れているため、Wi-Fiを代替するシステムとなり得る」として、Mobile WiMAXの採用も検討しているという。
なお、イー・アクセスとしてはMobile WiMAXが導入される時期は2009年ごろ、市場全体では6GHz以下の周波数帯で約450MHz幅の帯域が必要になると見積もっている。同社は併せて、その範囲内で周波数割り当てを希望することも表明している。
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