ビジネスmopera、海外パケット通信とMzone利用に対応
ドコモが提供する企業向けサービス「ビジネスmopera」が機能拡充。FOMA N900iGなどを使い、海外からのパケット通信で社内LANにアクセスできるようになる。
NTTドコモは5月25日、企業向けのリモートアクセスサービス「ビジネスmopera」の機能を拡充したことを発表した。
ビジネスmoperaは、iモード、FOMA、DoPa、ムーバ、ワイドスター、PHSからビジネスmoperaサーバに接続し、社内LANにセキュアにアクセスできるサービスだ(2004年1月19日の記事参照)。タイプや規模によって、「ビジネスmoperaアクセスシンプル」「ビジネスmoperaアクセスエコノミー」「ビジネスmoperaアクセスプロ」「ビジネスmoperaアクセスプレミアムFOMAタイプ」「ビジネスmoperaアクセスプレミアムDoPaタイプ」に分けられる。
海外からパケット通信でアクセス
今回拡張された機能は大きく分けて2つある。
1つめは、パケット通信によるリモートアクセスが、海外からでも可能になるサービス。「ビジネスmoperaアクセスプレミアムFOMAタイプ」では、データカードなどをPCと接続してのデータ通信の場合に、「ビジネスmoperaアクセスプロ」ではPCでのデータ通信とiモード利用時の両方でアクセスできる。
利用できる端末は、「N900iG」で、ビジネスFOMA「M1000」にも対応予定。初期導入費用は不要で、リモートアクセス時には、端末側に1パケットあたり0.2円のパケット通信料がかかる。
Mzoneから無線LANアクセス
2つめは公衆無線LANサービス「Mzone」のエリアから、IEEE802.11bの無線LANで社内LANにリモートアクセスできるサービス。対応は「ビジネスmoperaアクセスプロ」のみで、Mzoneの契約は不要。
ノートPCやPDAからのアクセスを想定しているが、ビジネスFOMA M1000では利用できるようになる予定。初期導入費用は工事費が6万3000円、同時接続数に応じて1台2625円のインターネットVPNアクセス使用料が課金される(ボリュームディスカウントあり)。
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