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Taiwan Mobile、台湾初のW-CDMAサービスを開始
台湾でもW-CDMAサービスが始まった。当初は先行試験サービスを実施、サービスエリアは台北、新竹、台中、高雄など。
Taiwan Mobile(旧Taiwan Cellular)は5月25日から、台湾では初となるW-CDMA方式の3Gサービスを開始した。当初は先行試験サービスという位置づけで、サービスエリアは台北、新竹、台中、高雄など。対応端末は「Nokia 6680」(2月15日の記事参照)「SonyEricsson Z800i」(2月18日の記事参照)「Motorola E1000」(2004年3月の記事参照)の3種類に加え、ビジネスユーザー向けのデータ通信カード「MERLIN U530」を用意する。
3Gの新サービスとして提供するのは、テレビ電話やビデオストリーミングによるニュースや音楽ビデオクリップ配信、Mobile Blog、USIMカード内の電話帳をオンライン上でバックアップ/リストア可能なUSIM phonebook Backupなど。
Nokia 6680(左)SonyEricsson Z800i(右)
7月31日までは「catch 3」キャンペーンを実施。3Gへの新規加入およびGSMからの乗り換えユーザーには、毎月の無料通話分の加算、テレビ電話の無料利用、試用できるUSIMカード1枚の無料進呈などの優待サービスを提供する。
同社のGSMユーザー向けには、日本でのローミング用にW-CDMA端末のレンタルが開始される予定。ユーザーは自分のSIMカードをW-CDMA端末に挿入することで、台湾の電話番号のまま日本でのローミングが可能となる。
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まだまだ大きく重かった海外のW-CDMA端末も、2世代目が登場。種類が少なかったテレビ電話対応モデルも、増えていきそうだ。
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