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おサイフケータイでの「Edy」利用金額はカードタイプに比べ26%増し

電子マネーEdyについて、おサイフケータイとカードとでどのように利用状況が異なるか、NTTドコモが調査した。利用金額、入金金額ともに、おサイフケータイ利用者はカード利用者を上回る。

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 NTTドコモは5月31日、おサイフケータイでの電子マネー「Edy」利用状況に関するレポートを発表した。

 おサイフケータイでのEdy利用と、カードタイプでのEdy利用の違いをまとめたもの。Edyを運営するビットワレットによれば、Edyの発行枚数は2005年4月末現在で約1020万枚で(5月16日の記事参照)、おサイフケータイによる利用者は約57万人となっている。これは全体の構成比率としては約5.6%だが、おサイフケータイによる平均利用金額は約630円と、カードタイプの4月末までの平均約500円に比べ、約26%高いことが分かっている。

 また、おサイフケータイを使用して、一回に入金する平均金額は、4月末現在で約4200円。カードの一回約2900円と比較すると、入金額においてもおサイフケータイでの「Edy」利用者の方が、カードでの利用者の平均金額を上回っていることが分かった。

 「Edy」の入金方法には、店舗店頭などでの現金による入金、クレジットカードや銀行のキャッシュカードの口座からインターネットを利用して行う入金があるが、おサイフケータイのEdy利用者は、約50%がインターネットによる入金を活用している。またその場合、一回の入金平均金額は約6200円と高く、いつでもどこでも入金できるケータイならではの機能が、ユーザーの利用意向の向上に役立っていると考えられている。

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