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Microsoftの低価格スマートフォン「Peabody」、世界市場を狙う

インドや中国向けに開発中とされていたMicrosoftの低価格スマートフォン「Peabody」は、世界中の「低価格に関心のあるすべて人」向けに提供されることになるようだ。(IDG)

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 Microsoftはコードネーム「Peabody」という低価格のスマートフォンを完成間近だ。Peabodyは最近リリースされたWindows Mobile 5.0で動作する予定。同社幹部が6月21日に明らかにした。

 この携帯プラットフォームが2月に話題になったとき、Microsoftはインドや中国などの新興市場向けを予定していた。しかしその後、このプラットフォームを「低価格に関心のあるすべて人」向けに、世界中で提供するよう決定したという。Microsoftモバイルおよび組み込みデバイス事業部のヤイン・ザン担当副社長が台北で行われたインタビューで語った。

 ザン氏によれば、このソフトウェアはPDAの機能を部分的に備えており、ハードウェア設計をFlextronics Internationalに委託し、できるだけ低価格になるよう工夫されているという。

 「この製品はOEMパートナーに向けて提供するつもりだ。時期については明らかにできないが、作業はきわめて順調に進んでいる」と同氏。プランニングと開発はすでに終わっており、残るはハードウェアインテグレーションのみだという。

 完成すると、この携帯電話の規格書が世界中の製造委託先に提供され、すぐに生産に取り掛かることができる。

 PeabodyはWindows Mobile 5.0のフルバージョンで動作する。GSM(Global System for Mobile Communications)とGPRS(General Packet Radio Service)の両方に対応する。

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