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進学塾でICタグ利用の登下校情報配信「KIDS IN FEEL」
ワオ・コーポレーションは「能開センター」などの進学塾で、生徒の登下校情報を保護者に配信するサービスを実施。大日本印刷のICタグを利用する。
ワオ・コーポレーションと大日本印刷は6月27日、ICタグを使った登下校情報配信サービス「KIDS IN FEEL」を、ワオ・コーポレーションが運営する全国の進学塾「能開センター」「個別指導Axis」「能開予備校」で運用開始すると発表した。
「キッズ イン フィール」は、大日本印刷とドコモ・システムズが共同で行っているICタグを使用したサービス。配付されたICタグ内蔵カードを、生徒が各校に設置した専用の読み取り機にかざすことで、登下校情報が保護者の携帯電話やPCのメールに配信される機能などを提供する。
ワオ・コーポレーションは、全国導入に先立ち、7月1日より1ヶ月間、栃木、大阪、岡山、広島の4府県で、希望者を対象にテスト導入を実施し、来春より全国22都道府県240校に通う、約4万人の小・中・高校の全生徒を対象に本格運用を開始する。
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