KSK フレックス・ファーム ビジネスユニットは6月28日、セラーテムテクノロジーから技術供与を受け、マルチキャリア対応のケータイ向け高画質画像配信ソリューション「eXaScope」を開発したことを発表した。
携帯電話の画面サイズの数百倍の大きさの画像を、携帯電話上で自由に拡大縮小し、閲覧できるソリューションで、ビューアとしてアプリとWebブラウザが利用できるため、携帯電話の機種を問わない。
ユーザーは任意の位置を指定することにより、細部まで携帯電話で表示することが可能。画像の携帯電話への保存禁止機能もサポートしている。これにより、画像を携帯電話に不正に保存し、利用することを防ぐことができる。そのほか、セラーテムの持つドキュメント圧縮フォーマット「DjVu」の表示に対応したことで、画像配信だけでなく、携帯電話でのビジネス文書の閲覧用途にも利用の拡大が見込めるという。
6月29日から7月1日まで、東京ビッグサイトで開催される「第14回ソフトウェア開発環境展」KSKブースで、「eXaScope」の実機によるデモンストレーションが実施される。
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