NECは6月29日、携帯電話サービス向け「マルチメディアメッセージングアダプテーションソリューション(MMAS)」を、日本市場に提供開始したことを発表した。
MMASは、メールに添付される写真などの静止画、動画、絵文字などの各種マルチメディアコンテンツを、携帯電話端末の種別やサービスにあわせて変換するためのサーバ・ソフトウェアシステム。同社は海外携帯電話事業者向けに、同ソリューションをカスタマイズしたシステムの納入実績を持っているが、今回、日本市場向けに、国内の携帯電話端末のプロファイルデータベースを装備して、提供を開始した。
MMASの日本での第1号ユーザーとして、同ソリューションをボーダフォンに納入。ボーダフォン向けにカスタマイズされたMMASは、6月30日から開始される「画像自動変換機能」の拡張機能部分に採用されるという。
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