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急成長するモバイルコンテンツ市場、携帯物販は969億円──MCF調べ (2/2 ページ)

規模拡大中のモバイルコンテンツ関連市場について、詳細な内訳が発表された。着うた、モバイルゲーム、物販、モバイルオークションはいずれも150%以上の急激な伸びを示している。

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携帯物販は969億円、モバイルオークションは526億円

 携帯電話を利用した物販系、イベントや航空券などのチケットを扱うサービス系、証券取引やオークションなどの手数料を扱うトランザクション系の3ジャンルからなるモバイルコマース市場についても、内訳が発表されている。

 モバイルコマース市場全体の規模は、前年度145%の2013億円。特に伸びているのが物販系で、対前年度179%の969億円と、モバイルコマース市場全体の48%を占めている。

 伸びている理由としては、3G・定額制を前提とした高精細画像の普及により商品の比較検討が容易に行える様になったことを挙げており、今後商品点数が増えることで、さらに成長が続くと予測している。

内訳 2002年 2003年 2004年 対前年比
物販系市場 344億円 541億円 969億円 179%
サービス系+トランザクション系市場 734億円 848億円 1044億円 123%
合計 1078億円 1389億円 2013億円 145%

 なお参考として、モバイルオークションの流通総額も発表されている。110億円(2003年)から526億円(2004年)と、前年度比478%の大きな伸びを示している。「モバイルの特性であるコミュニケーション機能と常時携帯性が最大限活かせるサービスであり、非常にモバイルとの親和性が高い。今後、参入事業者の増加も考えられるため、2005年は流通総額で2000億を超える規模になる」と予想している。

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