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M1000を利用した「スマートビジネスキット」のマーケットトライアル

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 NTTコミュニケーションズは7月7日、NTTレゾナントと連携し、NTTドコモのビジネスFOMA「M1000」を利用した「スマートビジネスキット」の提供を開始すると発表した。

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スマートビジネスキットでカスタマイズしたM1000のランチャー画面。ランチャーはデータセンターからダウンロードするかたちになる

 スマートビジネスキットは、NTTコミュニケーションズの「モバイルコネクト」のセキュリティ機能、NTTレゾナントが運営するインターネットポータルサイト「goo」のコンテンツを加え、ワンストップソリューションパッケージとして提供される。NTTコミュニケーションズでは、FMC (Fixed-Mobile Convergence、固定通信とモバイル通信の融合)を実現することによる付加価値サービスとして提供されるものとしている。

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ビジネスコンテンツとしてgooのニュースや、ブログが閲覧可能。今回、PCサイトのgooをモバイル向けに改変した“軽い”サイトを用意した
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グループウェアなども用意されている。これらサービス料として、各ユーザー月額600円が必要になる

 同サービスは、アドレス帳や重要情報の含まれるファイルを端末に残さず、モバイルPCやPDAによる重要情報の持ち出しリスクを軽減するとともに、端末紛失時には遠隔ロックやデータ消去を可能にするなど、企業のセキュリティ対策として活用することができるという。

 本年7月から2006年2月まで、マーケットトライアルを実施。期間中、NTTレゾナントはビジネスマン向けのコンテンツやグループウェア、天気、地図、ニュースなどの生活情報、ブログ、メールなど、「goo」の様々な情報や機能をスマートフォン向けにパッケージ化したサービス「goo for SmartPhone」を試験的に提供する。商用サービスは、9月を目処に提供開始される予定だ。

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グループウェア「Cybozu」と連携させたところ。今回のキットにはCybozuは含まれていないが、こうして統一的インタフェースを実現することも可能だという。

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