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海外向けiモード3G端末を容易に開発──クアルコムとACCESSが協業

海外向けiモードサービス対応の3G端末が開発しやすくなる──。ACCESSとクアルコムは、i-mode Global ProfileをクアルコムのMSMチップセットに対応させた。

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 ACCESSとクアルコムは、ACCESS製「NetFront Mobile Client Suite」の「i-mode Global Profile」(2004年9月の記事参照)がクアルコムのMSMチップセットに対応したと発表した。

 i-Mode Global Profileは、ドコモのiモードサービスのうち、海外の通信キャリアで展開されている製品群を体系化したもの。MSMチップ上でi-mode Global Profileが利用できることにより、端末メーカーが海外のiモード市場向け端末を迅速に開発可能になる。

 両社はW-CDMA(UMTS)対応のチップセット「MSM6250」(6月2日の記事参照)にi-mode Global Profileを搭載するソリューションの開発を進めている。ACCESSは端末メーカーに、ブラウザやメッセージング、Javaなどのソフトウェア部品を統合したソフトウェアスィートを直接提供。ソフトウェアスィートはMSM上のBREWで稼働する。今後はクアルコムのほかのチップセットにも順次対応させるという。

 両社は協業により、iモード機能を備えたW-CDMA端末の普及を促進させたい考え。

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