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QUALCOMM、無線ブロードバンド技術のFlarion買収

QUALCOMMは、FLASH-OFDMを開発したFlarionを買収する。自社のCDMA技術にOFDMAを組み合わせることでサービスの差別化を図る狙い。

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 米QUALCOMMは8月11日、無線ブロードバンド技術開発企業のFlarion Technologiesを買収する計画を発表した。買収金額は6億ドルで、向こう数年で一定の目標を達成した場合は2億500万ドルを追加で支払う可能性がある。年内に買収完了の見通し。

 FlarionはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplex Access)技術関連の知的財産権を保有し、モバイルブロードバンドIPサービス技術FLASH-OFDMを開発した企業。各国のキャリアと協力してOFDMA技術および製品の開発と実証に当たっている。

 QUALCOMMのCDMA技術でも当面の間は先端的かつスペクトル的に効率の高い広域ワイヤレスネットワークを提供できるが、Flarionの買収によって、OFDMAまたはOFDM/CDMAの組み合わせでサービスの差別化を図りたい事業者を効率的にサポートできるようになると、同社は説明している。

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