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Symbian、前年同期比191%の成長
Symbian OS搭載端末が急速に伸びている。2005年上半期は1450万台が販売され、累計出荷台数は約3900万台となった。
英Symbianは8月22日、2005年上半期(1-6月)の業績を発表した。
上半期出荷台数は1450万台──191%成長
出荷台数は好調に伸び、2005年上期のSymbian OS搭載携帯電話出荷台数は1450万台。前年同期比で191%の伸びを見せた。これにより、Symbian OS搭載携帯電話の累計出荷数は3900万台以上となった。
またSymbian OS対応のサードパーティアプリケーション数も、64%増の4122に増加した。
下半期にはSymbian OS v9搭載端末登場
2005年下半期には、最新リリースとなるSymbian OS v9搭載携帯電話が登場する。第1弾はNokiaの「N91」となる予定だ。
現在ライセンシー11社が34機種のSymbian OS搭載端末を開発中。日本国内では、富士通、三菱電機がSymbian OS端末を手がけているほか、シャープ、ソニー・エリクソンがSymbian OS搭載携帯電話の開発を予定している。
ちなみにSymbian OSのライセンス価格は、200万台まで7.25ドル/台。それ以降は5ドルに設定されている。
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