ティー・オー・エスは8月25日、「魔法のiらんど」の広告枠を、ディーツーコミュニケーションズ(D2C)に販売委託したことを発表した。独占販売ではないため、従来の広告代理店に加え、D2Cも販売委託先の1つとして魔法のiらんどの広告を扱うことになる。
魔法のiらんどは、携帯およびPC向けに提供しているWebサイト作成サービスで、携帯電話での月間PVが5億4600万。10代後半から20代前半にかけての女性がユーザー層の中心になっており、400万IDを有する。サイト作成サービスを無料で提供しているほか、ショッピングサイトなども運営している。
NTTドコモの子会社であるD2Cでは、iモードの公式サイトを中心に広告を取り扱っていたが、一般サイト(オープンサイト)の取り扱いを拡大しつつある。魔法のiらんどでは、サイト内監視部隊「アイポリス」により、ユーザーが安心してサイトを利用できるような環境が実現されている。この点を、広告媒体としての価値が高まっているとD2Cが評価したことが、今回の販売委託につながった。
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