Texas Instrumentsは8月16日、同社の第5世代Bluetoothソリューションが、Bluetooth SIGからBluetooth version 2.0およびEDRの認定を受けたと発表した。
同社はまた、携帯電話向けのBluetoothハードウェアおよびソフトウェア・ソリューション群のプラットフォーム「BlueLink」を発表。Bluetooth version 2.0およびEDRの認定を受けた第5世代ソリューションは、今後「BlueLink 5.0」として展開される。
「BlueLink 5.0」は「BRF6300」シングルチップをベースに、TIのモバイルワイヤレスLANソリューションやBluetoothオペレーション用ソフトウェアと容易に共存できるよう設計されたBluetoothソリューションで、Bluetoothの最大スループットが3Mbpsという性能を実現。「OMAP」プラットフォームやGSM、GPRS、EDGE、W-CDMA、UMTSのチップセットとの協調に必要なすべてのソフトウェアを備えている。
同社は「BlueLink 5.0」ソリューションのサンプル出荷を開始している。BluetoothとWLANの共存を可能にする、同ソリューションを採用した携帯端末は、2006年第1四半期に発売される予定だ。
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