アイパスジャパンは8月29日、米iPassと日本テレコムが公衆無線LANローミング契約を締結し、日本テレコムが本年10月から提供を開始する公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」のサービスエリアを、iPassのグローバルな企業顧客ユーザーが利用可能となることを発表した。
日本テレコムは同社の公衆無線LANサービス「モバイルポイント」を、本年10月からソフトバンクBBが提供する公衆無線LANサービス「Yahoo!BBモバイルゾーン」と統合し、新サービス「BBモバイルポイント」として展開していく。
iPassは昨年12月、ソフトバンクBBと公衆無線LANローミング契約を締結しており、今回の統合で「Yahoo!BBモバイルゾーン」の約660のサービスエリアに加え、日本テレコムの「モバイルポイント」が提供してきた約160のサービスエリアが、新たにiPassのネットワークに追加されることになった。
現在、iPassの企業ユーザーが、日本テレコムのサービスエリアを利用できるようにするための準備が進められており、10月から提供が開始される予定だ。
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