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KDDI、非接触ICのTypeB/Cを切り替えられる携帯を試作
KDDIは、非接触ICカードのTypeB、TypeCに対応した携帯を試作した。CEATEC会場で展示する。
KDDIは9月28日、非接触ICカードのTypeB、TypeCに対応した携帯を試作したと発表した。ユーザーが意識することなく、両方式に自動切り替え可能という。10月4日から開催予定の「CEATEC JAPAN」KDDIブースで展示する。
非接触ICカードTypeBとは、住民基本台帳カードなど公的認証カードによく利用される方式。TypeCとは小額決済や交通系改札アプリケーションによく採用される方式で、たとえばFeliCaもTypeCにあたる。
「日本ではTypeC方式が最も普及しているが、今後TypeB方式が普及して携帯に搭載された場合でも、この機能があれば両方式を切り替えられる」(KDDI)。同社は今後、TypeB方式を利用した「銀行ATMカード」「クレジットカード」の携帯電話への実装の可能性を検討するという。
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