電子情報技術産業協会(JEITA)は10月12日、移動電話の2005年8月国内出荷実績を発表した。携帯電話、PHSを合わせた国内出荷数量は318万5000台で、前年同月比は97.7%。7月の前年同月比88.6%から、やや回復した。
このうち3G携帯電話は227万8000台。3G比率は75%で、3カ月連続で70%を超えた。「加入数からも3Gが定着したものと考えられる。3Gの定着により、電子決済や料金の定額制など(FeliCa特集参照)サービスの多様化も進んでいる」(JEITA)
PHSの出荷台数は依然として好調。14万9000台を出荷しており、これは対前年比で412.9%という高い数字を記録している。
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