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KDDIのOFFICE WISEがケイ・オプティコムのIP電話網に対応
KDDIのモバイルセントレックスソリューション「OFFICE WISE」が、ケイ・オプティコムのIP電話網に対応。社外に電話をかける際、安価なIP電話を利用できる。また、東京に次ぎ、大阪でも提供を開始する。
KDDIとケイ・オプティコムは11月14日、au携帯電話を活用した法人向けソリューション分野で連携すると発表した。
両社は、au携帯電話のエリア内通話を定額料金で提供するKDDIの「OFFICE WISE」(2004年6月2日の記事参照)と、ケイ・オプティコムの法人向けIP電話サービス「eo光電話オフィス」などとの連携法人向けIP電話サービスを、2006年3月より提供する。これにより、au携帯電話1台で、社内では定額エリア内通話、社外への発信はIP電話として、また外出先では通常のau携帯電話としての利用が可能になる。
au携帯電話同士のエリア内の通話および、au携帯電話と既存PBXを利用した内線電話との通話は、月額897円の定額料金で利用できる。社内で「eo光電話オフィス」「IPセントレックス」「eo-IPフォン」を利用することにより、通話料が近畿2府4県内で3分7.77円 、近畿2府4県外で3分8.4円となり、また他社050IP電話への無料および格安通話、ケイ・オプティコムのIP電話加入者同士の無料通話が実現し、企業内の通信コストが大幅に削減できる。
KDDIはこれまで、東京地区で「OFFICE WISE」を提供してきたが、今回の連携に合わせて、2006年3月より関西地区にもエリアを拡大する予定。
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