townpocket、トルカに正式対応

裏原宿の街おこしなどに利用されていた“街をブックマーク”するツール、townpocketがトルカに対応した。au、ボーダフォン端末の「web起動」「メール起動」にも対応する。

[吉岡綾乃，ITmedia]

　テックファームは11月14日、「トルカ」に対応した「townpocket新版」を11月下旬より販売開始することを発表した。専用端末を1台含む初期導入費用は、4万円台から。

townpocket端末におサイフケータイをかざすと、iアプリが立ち上がってそのお店の情報が表示される

　townpocketは、モバイルFeliCa端末（おサイフケータイ）で利用できるソリューションで、3キャリアに対応している（7月16日の記事参照）。「街をブックマークする」がコンセプトで（8月3日の記事参照）、店頭に置かれた端末におサイフケータイをかざすと、店舗の情報をおサイフケータイに登録できる。エンドユーザーがメールアドレスなどを登録することにより、ポイントサービスなどにも対応できる。

　townpocket新版では、NTTドコモのFOMA 902iシリーズが搭載する新機能「トルカ」に対応した。トルカ対応端末をtownpocket新版にかざすと、townpocket用アプリがインストールされていない状態であればトルカデータを、インストールされている状態であればtownpocketデータを受信する。

　なお、au、ボーダフォン端末の「web起動」「メール起動」にも対応。townpocketアプリがインストールされていない端末をかざした場合、URLが送られてくるとwebブラウザが、メールアドレスが送られてくるとメールソフトが、三者間通信機能によって起動する。