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ゆめみ、Web2.0関連の携帯サービスを提供する「Sweet」を設立
携帯電話向けのRSSリーダーなどを開発するゆめみが、Web2.0関連サービスの提供、市場開拓を行う新会社を設立した。
11月21日、ゆめみはWeb2.0関連技術を利用した携帯電話向けサービスを市場開拓するための新会社「Sweet」を設立したことを発表した。
Web2.0とは、RSSやATOMなどサイトコンテンツを配信するためのFeedフォーマットや、ブログ、SNSなどのサービス、Ajaxといった技術などの総称で、「インターネット第2世代」などと呼ばれることも多い(オルタナティブ・ブログ「Web2.0とは?」参照)。SweetではWeb2.0関連の携帯向け次世代インターネット技術を開発し、新しいサービスを提供、事業展開することを目指す。
すでに7月に、ゆめみは携帯電話向けのRSSリーダー「Sweet(β版)」を提供している(7月27日の記事参照)。これはFeliCaに対応した初のRSSリーダーで、リーダーにモバイルFeliCa端末(おサイフケータイ)をかざすだけでRSS購読ができたり、クーポンが送られるなどのリアル連携が可能だという。
ゆめみとSweetでは、2006年春を目処に、「Sweet 2.0β」を開発し、提携するコンテンツプロバイダに対して導入を図る予定。
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