「『おサイフケータイ×公共交通』から拡大する新たなるビジネスの胎動〜国内外の最新事例にみる地域ITSビジネスの未来と成功への条件〜」と題したセミナーが、東京都港区の明治記念館で開催される。開催日時は、12月20日の午後1時から午後5時30分まで。参加料は29800円。
e-カード常務、西野元氏の講演では「全国初!伊予鉄道の『公共交通×おサイフケータイ』先進モデルの実例〜現状の課題と今後の展開〜」と題し、日本で初めて、おサイフケータイ対応の交通乗車券サービスを導入した伊予鉄道の松山における取り組み(8月23日の記事参照)が紹介される。
また、「時事日想」を連載中の神尾寿氏は、松山やサンフランシスコの事例を元に、公共交通のIT化とモバイルビジネスが融合することで、どのような展開がありうるかを考察する講演を行う予定。
セミナーの申し込みはこちらから。
関連記事
- ケータイで電車・バス・タクシーに乗れる:伊予鉄道「ICい〜カード」スタート
電車・バス・タクシーといった複数の交通手段を、FeliCaのシステム1つで対応。愛媛県松山市は、今最も「おサイフケータイ」が普及した街だ。 - 伊予鉄道はなぜ、「FeliCa採用」に踏み切ったのか (前編)
おサイフケータイで電車に乗れるサービスを開始した、愛媛県の伊予鉄グループ。FeliCa採用は単発的な取り組みではなく、総合的なサービス向上施策の一環として導入された。慢性的な利用客減少と戦う、地方交通事業者の実情とは……? - 伊予鉄道はなぜ、「FeliCa採用」に踏み切ったのか(後編)
伊予鉄道の導入事例を見ていくと、FeliCa対応当初からおサイフケータイに対応、電子マネーとしての利用も見据え、コスト削減も進めるなど、実によく練られた計画であることが分かる。 - 時事日想バックナンバー
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.