コネクトテクノロジーズは12月12日、兼松コミュニケーションズ、スカイメディアと共同で、NTTドコモの「トルカ」機能(11月7日の記事参照)を利用した店舗ソリューション「メディアコネクトステーション」に関し、CRMの検証実験を開始したことを発表した。
「メディアコネクトステーション」は、トルカ対応携帯電話でタッチすることで、クーポンや広告などデジタルコンテンツを送受信できるリーダー/ライター。スタンドアロンでも、ネットワークにつないでも利用可能。端末単体でクーポンやチラシ情報など静的な情報を配信できる(スタンドアロンの場合)ほか、ネットワークにつなぎ、広告を管理するサーバと組み合わせば、複数の広告コンテンツを配信できるようになる。
今回の実験では、兼松コミュニケーションズが運営する首都圏下のドコモショップ複数店舗に、「メディアコネクトステーション」を設置し、会員サービス「マイショップ」の会員に対し、特典サービスを提供する。実証実験の実施は12月10日から1カ月の予定。
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