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9〜11月期好調のPalm、スマートフォン攻勢を確約
Palmは9〜11月期業績を発表した。前年同期比で2割近い売上増で、2006年にはWindows Mobileベースを含むスマートフォン4機種を投入するという。
PDAとスマートフォンのメーカーであるPalmの12月2日締め2006年度第2四半期(9〜11月期)決算は売上高で前年比18%増の4億4460万ドルとなった。同社はこれで8期連続で前年比2けた増となっている。
非GAAPベース利益は2440万ドル(1株当たり47セント)となっている。前年同期は2720万ドル(1株当たり54セント)。
Windows MobileベースのPalm Treo 700w発売を控えたPalmは、2006年中にさらにスマートフォン3機種を追加する予定だと同社社長兼CEOのエド・コリガン氏は述べている。
「2006年度第2四半期中にキャリア7社を追加し、初めて中国でTreoスマートフォンの販売を始めた。Treoスマートフォンは2006年度前半で100万台以上を出荷している」とコリガン氏はスマートフォン分野における実績を示した。スマートフォンの販売は昨年の2倍近いペース。
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