ビットワレットは12月27日、「おサイフケータイ」での電子マネー「Edy」のアプリ初期設定数が、同26日に全国で200万台を突破したことを発表した。
Edy用アプリは、3キャリアのFeliCa内蔵端末(おサイフケータイ)全機種にプリインストールされているが、利用するためには、ユーザーが初期設定を行わなくてはならない。この初期設定を行い、電子マネーEdyを利用できる状態になっているおサイフケータイが200万台を突破したということになる。なお、カードタイプとおサイフケータイを合わせたEdyの累計発行数は2005年5月に1000万を超えており(5月6日の記事参照)、Edy利用件数の累計は12月12日に1億回を超えている(12月13日の記事参照)
Edyのケータイサービスは、2004年7月にNTTドコモからおサイフケータイが発売されて以来提供されてきた(2004年6月16日の記事参照)。2005年7月30日には利用数が100万台に達したが(8月2日の記事参照)、その後の5カ月で約2倍に急増。2005年の秋からは、au、ボーダフォンからもおサイフケータイが発売されたこともあり、12月で一気に30万台を超え、3キャリア合わせて200万台を突破することになった。
Edyの特徴として、日本全国での普及が進められている点が挙げられる。12月1日現在、Edy機能を搭載したカード・おサイフケータイなどの累計発行枚数は約1400万枚。Edyが利用可能な店舗数は約2万6000店(2004年末の約2倍)、対応自動販売機は約3900台、月間取り扱い件数は約1100万件となっている。
同社では今年度内に300万台突破を目指すという。
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