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「W32S」のモバイルSuica対応、BREWデータはリセット
「W32S」をモバイルSuicaに対応させるための改修が1月10日から始まる。改修により、ダウンロードしたBREWアプリはクリアされ、Edyのチャージ金額を移行するには105円が必要。
KDDIはEZ FeliCa対応端末「W32S」のモバイルSuica対応にあたり、データ移行などの詳細情報を公開した。対応作業は、店舗に端末を持ち込んだ上、一週間程度の時間必要。その際、BREWデータフォルダがリセットされ、FeliCaチップの内容もクリアされる。
ダウンロードしてあったBREWのゲームなども消去されるため、ユーザーは再ダウンロードの必要があるという。都度課金型のコンテンツについては、再ダウンロードの際に再度課金が行われる場合があるという。
FeliCaチップの内容もクリアされるため、Edyや各種のサービスを利用しているユーザーは、各サービスプロバイダとの間で、移行手続きが必要となる。Edyのチャージ金額の移行には105円の手数料が必要だ。KDDIはその詳細をまとめている。
W32Sは、当初JR東日本が提供するモバイルSuicaに対応済みとして販売されたが、JR東が詳細を発表してみると、対応には改修が必要となっていた。対応が必要なユーザーには1月10日から改修受付を開始する(2005年12月5日の記事参照)。
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