ACCESSは2月9日、同社の携帯端末向けソフトウェアスイート「NetFront Mobile Client Suite」が、QUALCOMMの「Mobile Station Modem」の最新HSDPAチップセット「MSM6275」(2004年11月2日の記事参照)に対応したことを発表した。
「NetFront Mobile Client Suite」は、モジュラー化された構造を持つ拡張性の高いトータルソリューションソフトウェア。今回「MSM6275」に対応したアプリケーションには、NetFrontブラウザ、Java実行環境「JV-Lite2 Wireless Edition」、Microsoft Officeで作成された文書が携帯端末上で表示可能な「NetFront Document Viewer」および「NetFront Messaging Client」メーラが含まれている。
なお、「NetFront Mobile Client Suite」を「MSM6275」に移植したハンドセット型のレファレンスボードによるデモが、2月13日から16日にスペイン バルセロナで開催される「3GSM」のACCESSブースで展示される予定だ。
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