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ウィルコムが「AH-J3003S」に法人向けセキュリティ機能を追加
ウィルコムは日本無線製端末「AH-J3003S」の新しいファームウェアを用意し、セキュリティ機能を強化する。ソフトの提供は3月9日13時から。
ウィルコムは、3月9日から「AH-J3003S」のソフトウェアアップデートを行うと発表した。法人ユーザーから要望が多かった、管理者側で端末の機能を制限・限定する「管理者ロック」を提供する。ソフトウェアは3月9日の13時から公開予定だ。
管理者ロック機能で制限できる機能は以下の7つだ。
- 発信
- 着信
- Eメール
- Web接続
- USB接続
- ダイヤルアップ
これらを必要に応じて個別に制限できる。例えば電話帳に登録されていない番号への発信を禁じたり、電話番号の先頭数けたが、登録済みのものと一致しないと発信できなくすることができる。未登録の電話番号からの着信を拒否するほか、単体でのメールの送受信やWeb接続も制限可能だ。またPCと接続したダイヤルアップ接続や、電話帳の読み書きを禁止したりもできる。
機能の追加は、日本無線のPHSサポートサイトからPCにアップデート用ソフトウェアをダウンロードし、AH-J3003SとPCをUSBケーブルで接続して行う。
この機能を提供することで、端末の持ち出しにより生じる情報の流出や、不正利用などを予防できるようになることから、ウィルコムは法人ユーザーのさらなる拡大を目指す。
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