NTTデータと日本電気は3月27日、NTTドコモのFOMA向けモバイルインターネット接続サービス「mopera U」(2005年4月14日の記事参照)を支える、大規模オープンシステム「MAPS」を構築したことを発表した。
「mopera U」は、外出先でFOMAや公衆無線LANから、メールやインターネットを利用できるサービス。それを支える「MAPS」では、サービスの拡張に柔軟に対応できるオープンシステムが採用されており、サーバ70台、ネットワーク機器130台という大規模な構成となっている。
システムには、自動的に回線網種別を識別した上で認証を行う認証処理技術や、メールに添付されているファイルを、ビジネスFOMA「FOMA M1000」やカード型FOMAで閲覧できるようにするため、接続回線の種別を判断してデータ変換・圧縮を行う技術が採用されている。
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