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ウィルコム、社内システムをW-ZERO3+Intellisyncに
ウィルコムは、インテリシンクの法人向けソリューション「Intellisync Mobile Suite」を採用、W-ZERO3と組み合わせた社内システムを構築、利用を開始した。
インテリシンクは4月6日、同社の法人向けモバイル環境統合ソリューション「Intellisync Mobile Suite」(2005年8月31日の記事参照)が、ウィルコムに採用されたと発表した。4月6日から利用を開始している。
Intellisync Mobile Suiteは、携帯電話やPDAから、会社の基幹システムにアクセスできるソリューション。会社のメール(POP/SMTPやIMAP、Exchange、Notesなど)を携帯やPDAを使って送受信したり、会社で使っているグループウェアと携帯・PDAの間でスケジューラやアドレス帳を同期させたり、社内データベースにアクセスしたりといったことが可能になる。
携帯電話からのアクセスでは一部の機種を除いて機能が制限されるものが多いが、2005年10月にウィルコムの「W-ZERO3」に対応、クライアントにW-ZERO3を用いれば、Intellisync Mobile Suiteのほぼ全機能を利用できる(2005年10月24日の記事参照)。
ウィルコムでは、Intellisync Mobile Suiteを利用して、グループウェアのメール・PIMへのアクセスや、W-ZERO3の遠隔データバックアップや紛失盗難時のデータ消去ができるようにするほか、ハード・ソフトの構成管理やソフト配布・更新を管理者から遠隔で一括して行えるようにするという。
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