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ドコモの米ベンチャーキャピタル、WiMAXの会社に出資
NTTドコモの子会社であるDoCoMo Capitalは、モバイルWiMAXのチップを開発するベンチャーの米Beceem Communicationsに出資する。将来を見据えた先行投資だという。
NTTドコモの子会社であるDoCoMo Capitalは、モバイルWiMAXのチップを開発するベンチャーの米Beceem Communicationsに出資する。Beceem Communicationsが発表したもので、出資額などは明らかにしていない。
DoCoMo Capitalは、NTTドコモが100%出資する米ベンチャー・キャピタル(2005年5月9日の記事参照)。「BeceemのWiMAX技術、とくにMIMOやスマートアンテナの技術を評価した」(DoCoMo Capital)ため、今回の出資を決めたという。今後は、BeceemがWiMAXの分野で成長できるよう協調していく予定。
ドコモ広報部では「100%子会社が行っている案件なので、ドコモとして戦略的な要素はある。だが先行投資であり、いかに使える技術になるか、この後どうなるかはまだ分からない」としている。
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