ニュース
インデックスとプロミス、「携帯で小額キャッシング」開始
インデックスとプロミスは、モバイル専用キャッシングサービスを提供すると発表した。4月にも共同出資の企業を設立し、2006年内をめどにサービスを始める。
インデックスとプロミスは4月12日、「モバイル専用キャッシングサービス」事業を開始すると発表した。4月にも共同出資の企業を設立し、2006年内をめどに小額のキャッシングサービスを提供する。
両社は2005年12月に、資本提携を発表していた(2005年12月9日の記事参照)。新会社の資本金は10億円で、プロミスが86%を、インデックスが14%を出資する予定。代表取締役社長は、プロミス側が派遣する。
キャッシングサービス提供にあたり、総合情報サイトを構築する予定。SNS機能や占い、ゲームなどの要素を盛り込んだ「ユーザーが集まる“遊び場”」(インデックス)になる見込みで、このサイト上にキャッシングサービスの入り口を設置する。なお、利用限度額は10万円で、初回利用限度額は5万円。お金は銀行に振り込まれるかたちで、将来的にはサイト上のEコマースで「融資枠5万円のうち、一部を支払いにあて、残りを銀行に振り込む」ことも可能にする見込みという。
新会社はまた、ネットオークション向けエスクローサービス(売買取引事務代行サービス)も提供する。さらに、自動振込貸付サービスも提供する予定。自動振込貸付とは、プロミスとジャパンネット銀行が提携してプロミスユーザー向けに提供しているもので、ユーザーが指定した銀行口座に融資金を即時振り込みするサービスとなる。
関連記事
- インデックス、プロミスと提携 民放ら186億円の増資も
インデックスが、消費者金融のプロミスと資本・業務提携。両社のノウハウを組み合わせ、モバイルキャッシングサービスを共同開発する。プロミスや博報堂は合計186億円をインデックスに出資。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.