Texas InstrumentsとARMは、統一されたモバイル・セキュリティ技術を提供するために協力体制をとり、相互運用性と伸張性のあるフレームワークを備えたモバイル・セキュリティ市場のアプリケーション、およびサービスの実現への取り組みを発表した。
その一環として、TIはARM TrustZoneソフトウェア(2003年10月23日の記事参照)およびアプリケーション・プログラミング・インタフェースを、自社のM-Shieldモバイル・セキュリティテクノロジーのフレームワークに統合する。
TrustZoneソフトウェアを共通で採用することにより、携帯電話メーカーおよびセキュア・アプリケーションの開発者は、標準ベースのプログラミング・インタフェースを使って、携帯機器市場に対応することができる。
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