アルカテルは4月19日、アッカ・ネットワークスが行うWiMAX実証実験のベンダーパートナーとして選定されたことを発表した。
今回の実証実験では、アッカ・ネットワークスが日本でWiMAXサービスを提供し、アルカテルがインフラ、端末、ネットワーク統合サービスおよび運用サービスを提供。既存のDSLネットワークとの統合や、ビデオ・ストリーミング、高速インターネット・アクセス、VoIPなどのモバイル・ブロードバンド・ワイヤレス・アプリケーションをサポートするWiMAXの基本性能を検証する(4月18日の記事参照)。
アルカテルがアッカ・ネットワークスに提供するWiMAXソリューションは2.5GHz帯で動作し、最新のアンテナ技術(スマートアンテナ)を搭載した基地局装置、CPE(ユーザ宅内機器)、携帯端末から構成されているという。実証実験用のネットワークは、2006年6月に横須賀リサーチパークに敷設予定だ。
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