ニュース
日立とウィルコム、「W-ZERO3」を活用したセキュリティソリューションで協業
W-ZERO3を利用し、社内サーバへセキュアなアクセスを行える、法人向けセキュリティソリューション分野で日立製作所とウィルコムが協業した。
日立製作所とウィルコムは4月19日、モバイルコミュニケーション端末「W-ZERO3」を活用した、法人向けセキュリティソリューション分野における協業で合意したことを発表した。
協業の第1弾として、VPN環境における企業内プライベート認証局を用いた、セキュアな通信環境へのアクセスを可能にする証明書のインポートツールを日立が開発。ウィルコムが「W-ZERO3」に搭載し、セキュリティを強化したモバイルコミュニケーション端末として提供する。
さらに両社は、IPSec対応のネットワーク機器を活用し、企業内ネットワークに対してよりセキュアに通信可能なVPNの実装、なりすまし防止や端末紛失時にもデータを保護することができる認証基盤ハードウェアの提供を、順次行っていく。
これにより、「W-ZERO3」ユーザーは、外出先からのメールチェック、イントラネットの利用などを、より堅固なセキュリティに守られて行うことが可能になる。
関連記事
- インテリシンク、W-ZERO3で利用できるIntellisync Mobile Suite用クライアントを出荷
携帯電話から企業内サーバにアクセスできる業務用プラットフォーム「Intellisync Mobile Suite」のWindows Mobile 5.0向けクライアントが15日から出荷される。ウィルコムのW-ZERO3などで利用できる。 - ウィルコム、社内システムをW-ZERO3+Intellisyncに
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.