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アジアの携帯キャリア7社が提携──HSDPA国際ローミングも
NTTドコモと韓国、台湾、インド、香港、インドネシア、シンガポールの6地域のキャリアがアライアンスを結成する。国際ローミングと法人向けサービスで事業協力を進める。
NTTドコモと韓KT Freetel、台湾のFar EasTone Telecommunications、インドのHutchison Essar、香港のHutchison Telecommunications、インドネシアのPT IndosatおよびシンガポールのStarHubの7社がアジア地域でのアライアンスを結成する。
アライアンスの名は「アジア・パシフィック・モバイル・アライアンス」(仮称)という。アライアンスにはすでに国際ローミングを提供している地域が含まれているが、さらなる利便性の向上やサービスの充実を図ることで、アジア地域での競争力を強化する。
今年下半期から順次、メンバー企業間で音声/データ通信(GSM/GPRS、W-CDMA)の国際ローミングを強化するほか、HSDPA国際ローミングも実施する。またローミング時でも発信者番号が通知できる仕組みや、留守番電話を確認する「1417」のような特番サービスが利用できるシステムの構築を予定している。多国籍企業に対し、国をまたいで一元的な顧客サポートを行う体制の確立も目指す。
なお、多国籍企業向けには、顧客サポートだけでなく、モバイルソリューションや顧客サポートを共同で提供することも検討する。
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