「携帯は折りたたみ式が使いやすい」が8割
ネプロジャパンの調査によると、相手によってメールや電話の着信音を変える人は、75%と圧倒的多数。利用したい端末のメーカーについて聞いたところ、メーカー別シェアとは異なる結果となった。
ネプロジャパンとネプロアイティは4月28日、「携帯電話の使いやすさ」をテーマとした「モバイルレポート」の結果を発表した。
「モバイルレポート」は、3キャリア携帯コアユーザーを対象に毎月実施されているアンケート調査で、今回のレポートは、4月10日と11日の両日、iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!の「ザ★懸賞」サイトでアンケートを行った結果をまとめたもの。有効回答数は4206人。
「携帯電話の形はどんなタイプが使いやすいですか?」という質問に対しては、82パーセントのユーザーが「折りたたみタイプ」と回答している。重さに関しては、「満足」が35パーセント、「どちらかといえば満足」が33パーセントと、満足しているユーザーは7割弱となった。
また、携帯電話の使いこなしに関する質問では、相手によって通話・メールの着信音を変えているユーザーは75パーセント、設定している着信音は「2曲〜5曲」が54パーセントを占めることが分かった。
なお、利用したいと思うメーカーについては、 「パナソニック」が49パーセント、「シャープ」が40パーセント、「NEC」が39パーセントと上位3位を占め、「ソニーエリクソン」が31パーセント、「東芝」が21パーセントと続いた。
利用したい携帯電話のメーカーについての自由記述では、「ノキアなどの海外メーカーのものを使ってみたい」という意見や、「機能が多くても簡単に使えるようにしてほしい」という意見が寄せられている。
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